映画マーベルズがつまらない理由3つ! MCU作品で過去最低はなぜ?

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MCU(マーベルシネマティックユニバース)の新作映画「マーベルズ」が11月10日に公開して見てきましたが、感想は「心配になるぐらいつまらない」でした。

マーベルズを見た方で同じように感じた方も多いのではないでしょうか?

  • MCUらしくないレベルの低い笑い
  • 女性ヒーロー映画とアクションは相性悪すぎ
  • ヴィランの魅力が無さ過ぎる

今回はなぜマーベルズがこのようにつまらなく感じてしまったのかをまとめました!

また、これから見る予定のある方には少しでも楽しく見れるように最低限知って欲しいポイントも紹介!

この記事で分かる事

  • 映画マーベルズがつまらない理由
  • これから見る方におススメの見る方法

映画マーベルズがつまらない!評価・口コミまとめ

実際に映画マーベルズを見てきて「正直つまらないな、、大丈夫かMCU?」と思ってしました。

MCUはアイアンマンから始まり、アベンジャーズエンドゲームの大興奮まで大好きなシリーズではある事は間違いないです。

ただ、マーベルズがつまらなく感じてしまった理由は大きく3つあると思っています。

  • マーベルのドラマ視聴が前提となっている
  • アクションのレベルが低い
  • ヴィランの魅力が薄すぎる

この3つについて、解説していきますね。

マーベルのドラマ視聴が前提となっている

マーベルズのストーリーは主要登場人物の3人キャラクターの2人はドラマシリーズで出てきたキャラクター。

  1. キャプテン・マーベル
    映画:「キャプテンマーベル」「アベンジャーズ エンド・ゲーム」
  2. ミズマーベル
    ドラマ:ミズマーベル
  3. モニカ・ランボー
    ドラマ:ワンダビジョン

そのため、ディズニープラスでしか見れないドラマの登場人物を、映画の主要キャラに配置する事でキャラクターのバランスの悪さが目立ちます。

映画内では3人それぞれのキャラクターを描いてはいますが、あっさりしすぎている点も要因の一つ。

更にディズニープラスを見た私でさえ、ミズマーベルやモニカ・ランボーがどんなキャラクターだったか思い出すのに時間が掛かりました。

ディズニープラスでドラマを見ていない人からすると、今回の映画は非常に見ずらい作品となりました。

せめてミズマーベルやモニカ・ランボーがスーパーパワーを手にした背景などの、回想シーンがあれば良かったかもしれません。

アクションのレベルが低い

次にアクションシーンのレベルが低すぎました。

これはアメコミヒーロー映画として致命的で、見ていて何がどうなっているのか分からないバタバタなアクションシーン。

更に、3人の特殊能力が発動すると身体が入れ替わるというややこしい設定で、途中からついていくことを諦めました。

恐らく監督の「ニア・ダコスタ」さんがアクションシーンやヒーローの見せ方が上手くないのでしょう。

もともとインディ映画「ヘヴィ・ドライヴ」で注目されてホラー映画の「キャンディマン」を手掛けて、今回の3作目に「マーベルズ」といった流れ。

アベンジャーズやガーディアンズ・オブ・ギャラクシーなど様々なキャラクターが連携したアクションシーンは非常に見やすかった分、そのノウハウが活かされなかったことは非常に残念。

ヴィランの魅力が弱い

今回のヴィランはダー・ベン(ゾウイ・アシュトン)は過去に、住んでいた星のキャプテン・マーベルに破壊されたことで復讐の敵となりました。

ただ、故郷を破壊されて復讐する動機は良いとして、魅力が弱い理由3つ

  • アクションもそこまで強くない
  • 知性が低い
  • 致命的なのが「いい人」に見える

アクションもそこまで強くない

あのサノスと同等の戦いをしていたキャプテン・マーベルとダー・ベンが互角にやり合う割に、そこまで強くない、ミズ・マーベルやモニカ・ランボーとも同じように戦っていて違和感しか感じません。

知性が低い

ヴィランの狙いでもあるもともとの故郷の星に酸素や水、太陽といった資源を他の星から奪う事を目的としています。

ただ、あの文明レベルの星であれば新しく住める環境に移住すれば良いだけの話しです。

あそこまで感情的になって執拗にキャプテン・マーベルを追いかけるリーダーは知性が低すぎる。

致命的なのが「いい人」に見える

最後にヴィランのキャラクターとして悪そうに見えないどころか「いい人」に見える。

演じている「ゾウイ・アシュトン」さんはおおらかで、クリっとした優しい目つきを考えると、決してヴィランの雰囲気ではないです。

更に、同じMCU作品で人気シリーズ「ロキ」のトム・ヒドルストンの奥さんでもある様で、作品のクオリティよりも仲間内で固めた配役がなんとも言えない気分にさせますね。

映画マーベルズはMCU作品で過去最低記録

マーベルズはMCU作品の中で公開初週の興行収入がワースト1位となってしまいました。

11月10日に公開されたマーベル・スタジオの最新作『マーベルズ』は、北米における公開初週の興行収入が4700万ドル(約71億2900万円)となり、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品の中で最低のオープニングとなった。

マーベル作品としてオープニング成績6000万ドルを下回ったのは、『インクレディブル・ハルク』(2008)の5540万ドル、『アントマン』(2015)の5720万ドルのみで、いずれもインフレを考慮しない数字となっている。

VOGUE japan

過去最低記録の原因3つあると予想しています。

  1. 全米映画俳優組合のストライキの影響
  2. 人気のピークを過ぎたMCUシリーズ
  3. ミズ・マーベルとモニカ・ランボーの認知度の低さ

全米映画俳優組合のストライキの影響

運が悪く2023年7月14日から11月9日までの118日間の間に、全米映画俳優組合がストライキを起こした事で、役者陣を使ったプロモーションが一切できませんでした。

この118日間のストライキは史上最長の長さのようで、主要キャラクターの俳優陣が直接宣伝が出来ず初動の動きが悪くなってしまったようです。

人気のピークを過ぎたMCUシリーズ

現在のMCU作品はアベンジャーズ エンド・ゲーム以降は、コロナ禍で思うように作品が作れなかったり、ディズニー傘下のMCUがドラマに注力したりと、人気が下がり傾向に。

ディズニーとしては利益率の高い配信コンテンツとしてドラマを作りたいようですが、MCU・映画ファンとしてはどんどんクオリティが下がっていることに不安しかありません。

今後の作品予定も楽しみではありますが、エンドゲームほどのムーブメントが起きるかどうかは、その時になってみないと分からないですね。

それでも映画マーベルズをこれから見ようとする人へ

これまではネガティブな内容でしたが、それでもMCUファンとして見ておきたい方も居ると思います!

そんな方へ映画マーベルズが楽しくなる見方を3つ紹介していきますね!

  1. おさえておくべき過去作品を見る!
  2. ある星のコミュニケーション方法が超斬新でフレッシュなので期待してOK!
  3. 3人が仲良くなって絆が生まれるシーンはワクワク度UP

おさえておくべき過去作品を見る!

マーベルズは過去作品の視聴している、していないによって大きく評価が変わります。

見ておくべき映画作品はこちら

作品名重要度形式おさえておくべき内容
キャプテン・マーベル100映画キャプテン・マーベルの登場の背景
ミズ・マーベル70ドラマ全6話ミズ・マーベルの背景
ワンダビジョン70ドラマ全9話モニカ・ランボーの背景
エンドゲーム40映画サノスの人口半分作戦の概要

ある星のコミュニケーション方法が超斬新でフレッシュ!

ダー・ベンが水の資源を狙って訪れる星に、先回りしたキャプテン・マーベルですが、実はその星では法的にプリンセス扱いをされています。

マーベル本人のタジタジ感もあって、孤独な女性ヒーローの新しい面を見せてくれます。

また、その星でのコミュニケーション方法が「歌」を通じて会話をするので、MCU初?のミュージカルシーンでサービス満点!

ここは正直、映画館で吹いて笑ってしまいました!

3人が仲良くなって絆が生まれるシーンはワクワク度UP

キャプテン・マーベル、モニカ・ランボー、ミズ・マーベルの3人がヴィランに立ち向かう際に、それぞれの身体が入れ替わる反応を体得するための練習シーンは楽しいです!

音楽もビースティボーイズの曲と相まって、ワクワクさせるチームモノになっていますよ!

Beastie Boys – Intergalactic

しかもこのPVは東京で撮影されていますので、こちらもチェック!

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