4月1日の静岡県庁に入る新入職員に対して川勝平太(かわかつ へいた)知事の発言が、職業差別で話題となりました。
その発言に対して翌2日に囲み取材を行い、辞職を発表と静岡県民が全員驚きを隠せません!
また過去にも様々な問題発言をしていたこともあり、今回は川勝知事についてまとめてみました。
- 川勝平太知事が差別発言の概要
- そもそも川勝平太知事はなぜ知事に当選した?
- 川勝平太知事の経歴まとめ
>「それは(発言を報じた)読売新聞の報道のせいだと思っています」
— ゆりまか (@STEPAYURIMAKA) April 2, 2024
静岡県の川勝平太知事は差別発言と騒がれたことを読売新聞の「切り取り」のせいということにしたいようだけど、全文を聞いても全く切り取りではありませんね… https://t.co/G4MzBnScOG pic.twitter.com/uyeFOEwMYT
川勝平太知事が差別発言を機に辞職
静岡県の川勝知事は4月1日の新入職員に対しての、スピーチのなかで「県庁の職員は野菜を売ったり、牛の世話をしたりモノを作ったりとは違い、頭脳や知性が高い人たち」と差別発言を発しました。
その翌日、4月2日に報道陣に対して誤解であることを伝えたうえで、突然6月の議会終了後に辞職すると発表しました。
静岡県の川勝知事は2日、自身の不適切発言を受けて報道陣の取材に応じ、6月の県議会終了後に辞職する意向を示しました。
Yahooニュース
川勝平太知事の差別発言の内容
川勝平太知事の差別発言の内容はこちら。
・・・実は静岡県、県庁というのは別の言葉でいうとシンクタンクです。毎日、毎日、野菜を売ったり、あるいは牛の世話をしたりとか、あるいはモノを作ったりとかということと違って、基本的に皆様方は頭脳・知性の高い方たちです。ですから、それを磨く必要がありますね。
FNNプライムオンライン
川勝平太知事の辞職理由
今回の辞職は差別発言に対して、報道が注目したことがきっかけの可能性が高いですが、直接辞職する理由となったかどうかは、不明でした。
今後、勘違いを生むような表現をしないための対応について問われると、川勝知事は「こういう風潮には憂いをもっています。どうしたらいいかなと思いよく考えたが、ことし6月の議会をもって職を辞そうと思う」と述べ、来年7月4日までの任期の途中で辞職する意向を表明しました。
NHK
そもそも川勝平太知事はなぜ知事に当選した?
川勝知事が知事当選となった大きな争点として、静岡県にある大井川の源流の下を貫くリニア中央新幹線着工に反対をした事です。
川勝知事といえば、“夢の超特急”リニア中央新幹線に異を唱える知事として知られています。リニア中央新幹線のトンネルが南アルプスの地下深くで地元では「命の水」とも呼ばれる大井川の源流の下を貫くように計画されていることから、2017年に水資源や自然環境などへの影響を懸念して着工に異論を唱え始めました。
NHK
既に、新幹線がある状況で更にスピードの速いリニア中央新幹線を、貴重な水源を失ってでも作るべきではない、といった考えは一理あります。
川勝平太知事の経歴まとめ
川勝知事の経歴はこちら。
氏名 | 川勝平太(かわかつへいた) |
生年月日 | 昭和23年8月16日 |
出身地 | 京都 |
略歴 | 昭和47年3月 学士(早稲田大学第一政治経済学部経済学科) 昭和50年3月 修士(早稲田大学大学院経済学研究科) 昭和60年10月 D.Phil.(オックスフォード大学) 平成2年4月 早稲田大学政治経済学部教授 平成10年4月 国際日本文化研究センター教授 平成19年4月 学校法人静岡文化芸術大学学長 平成21年7月 静岡県知事(1期目) 平成25年7月 静岡県知事(2期目) 平成29年7月 静岡県知事(3期目) 令和3年7月 静岡県知事(4期目) |
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